2015.08.13 Thursday
一期一会な課題たち。
渡辺数馬さんをゲストセッターとして迎えての「夏のサーキット」がスタートして2週間が経ちました。すでにコンプリート者も出るほど(*^^)v皆さんアツくトライを重ねてくださっています♪
今回はグッぼる2周年記念も兼ねて「数馬さんとのセッション会」をセットの翌日に開催。「平日の16:30開始」と早い時間なのであまり集まらないかも....と思っていましたが、その心配は不要でした。残業を切り上げたり、有休を取ってまでご参加くださったクライマーさんも居られた程(-。-;平日のまだ外は明るい時間とは思えない盛り上がり。数馬さんのキラキラオーラに終始皆さん圧倒されそしてその迫力ある動きにうっとり♡されていました。
数馬さんはご自身のジム(ジップロック)で定期的に道場を実施されているそうで、その流れ同様で初級者〜上級者の皆さんが一つの課題をベースにセッションできる様上手に進行され、皆さんが数馬さんワールドにグイグイ引きこまれあっという間の3時間でした。流石でした♪色々と参考にさせて頂きます。ありがとうございましたっm(__)m
毎回ゲストセッターさんを迎えて季節ごとに入れ替えるサーキットもこれで9回目。その度に思うことは、本当にセッターさん一人ひとりに個性が有りそれが壁に表現されているということ。あたり前過ぎる事なのでしょうけど....^^;自分がジムのオーナーになって課題セット・ホールドなどに拘るようになってそれがより顕著に感じられるようになりました。
壁+ホールド+配置はもちろん、セッター経験歴、そのスキル、そしてそのセッターさんが今拘っている事や大切にしている事、さらには人間性さえもが全て意図しない所で絡み合って生まれる課題。まさに一期一会でしかありません。
ジムは基本的に本チャン(岩)の練習場であり、課題はうつりゆく儚い一時のモノ・・・・ではあるのですが、こういった一期一会で旬な課題がセッターの命を削って作られる様を見ていると愛着が湧かずにはいられなくなります。なのでグッぼるではそのサーキットの期間終了前にファン投票を実施しています。クライマーさん達のココロにグッときた愛着のあり過ぎる課題を毎回上位3本と、スタッフセレクト3本をレギュラー課題にして残しています。古いモノは2年近く登られ続けている課題も有ります。「あの時はムリだったけど、いつか挑戦できる様になりたい」と岩の課題の様に目標にする人もおられます。
一期一会な課題たち。岩とは違って「うつりゆく儚い一時のモノ」であっても、よりパフォーマンスの高い課題で、モチベーション高く濃厚な内容で登りたい!と思うのがクライマー的人情というモノ。グッぼるはそれを実現し続けれらる環境作りに力を注いでいます。
2周年を迎えこれからも留まることを知らないグッぼる。皆さんと生涯スポーツであるクライミング&登山&スラックラインを「健康で楽しく」続けられる環境作りにスタッフ一同尽力し続ける所存です!今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!<m(__)m>