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2015.11.06 Friday

Mちぇく小川山へ 後編

前回の記事から少し間が空きましたが小川山合宿の後編を書いていこうと思います。

day4

この日は金峰山荘に泊まったこともあり疲れも大分取れて調子はいい感じ。
朝練は前回落とし損ねていたミダラ2段スタート。この日はカラダもキレキレで数トライで完登。右カチが激痛だったので早めに登れて一安心。上機嫌で前D氏のいる忘却の果て初段の岩へ駆け下り忘却の果てSD2段をトライ。

この課題は特に問題なくゲット。得意なタイプの課題で気持よく登れました。



早朝からダイナミックストレッチをした成果がありました。

これから一人で電車で帰るM園氏のラストトライ。背中が寂しそう。

そんなM園氏を優しく摘んでみました。


M園氏との別れを惜しんだ後雨が降る前に少しでも違う課題を触ろうと黄泉三段へ。ホールドは思ったよりも持てるので勢いに乗って登れ...なかったです。どうしても二手目」のポケットが浅くしかかからずランジ体勢を作れませんでした。

絶妙な距離感の一手。実力不足を痛感。

とここで風が出てきたので雨が降る前に撤収。これからどうしようかと前D氏と相談して、エッジ&ソファーに登りに行くことに。この時は全く疲れを感じていなかったのにいざジムに着くとカラダが全然動かず、マンスリー課題を触るも半分ほどしか登れずじまいでした。課題がとても面白かっただけに残念でした。また是非エッジに遊びに行きたい!

このスラブ課題で前D氏に敗北...。壁を贅沢に使ったマンスリー壁は凄かった。

帰りはスタッフさんに教えてもらったインドカレーを食べた後温泉に入ってこの日は終了。明日に備えて松本のホテルで宿泊。

day5

朝10時ぐらいまで快適なホテルでゆっくり寝ていざ小川山へ。前日の雨が嘘のように晴れ渡り、絶好のクライミング日和。5日目となると小川山の大体の場所を把握してきていたが、まだ行っていない哲学岩を探しに行くことに。見つけてみれば大した距離じゃないのにかなり迷ってしまって体力を消耗してしまった...。なにはともあれ哲学岩は見つかったので周りの岩も散策。
金環食初段が面白そうだったのでとりあえずアップがてらに触ってみるもスタートの離陸がかなり悪く、慣れてくるまで少しハマってしまいました。一手目がとまった時にGET。
その後そのSD課題である月光の囁き3段にトライ開始。金環食のスタートに合流する所がハイアンダーのフィジカル課題。ムーブは早い段階でできたが繋げきれずよれかけてきたので、同じスタートの八月2段に浮気。フラッシュ狙いで取付くもクラックにデッドするところが決まらず、あえなく失敗。どうやらそこが核心のようでなかなか難しい。


 
2段の壁に打ちひしがれる前D氏。しかし果敢にトライ中。


そのムーブが綺麗に決まった所で完登。しかし随分多くの皮を持って行かれました。

多くの指皮を失いつつ月光の囁き3段に復帰するも全然ダメ。カラダも疲れてきたので前D氏のトライしているフィロソフィー初段を冷やかしに。念入りにオブザべしてフラッシュ狙い!結果はリップ落ちでまたもやフラッシュ失敗。今日はフラッシュの神に見放されていたけど無難に2撃。殆ど全てのホールドがガストン方向で不思議な課題でした。暗くなってきたので今日は撤収としました。今夜はホテルから車中泊に転落。車の中にチャルコのマットを引いてみると思ったよりと快適に過ごす事が出来て一安心で眠りにつきました。

day6(最終日)

とうとう小川山最終日。二人共かなり疲れていて思ったように身体が動かず、前日と同じ課題を触るも全くダメでした。体力的にこれ以上はキビシイと思い二人で相談した結果、少し早めに帰る事に。撤収作業をしながら今回小川山ツアーを振り返ってみました。
それは成長を感じると共に多くの課題を実感させられたツアーでした。それなりに成果を出せたものの、高難度を登るにはまだまだフィジカル的にもメンタル的にも足りていませんでした。しかし今までのトレーニングの有用性を実感出来、これからもっともっと多くの課題を登る為に必要な事も朧気ながら見えてきた気がします。今回のツアーは僕のクライミング人生の始まりに過ぎずほんの一部です。これ以外の多くの新しい事をこれからもどんどん経験出来ると思うと楽しみしかありません。次は海外ツアーに行きたいな〜!

以上 Mちぇく小川山へ 後編 でした。

サヨナラ小川山!またあう日まで!

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